2017年04月07日

ラ・ラ・ランド

なかなか都合の良い上映時間が無くて、駆け込みで観て来ました。
ミュージカルって結構好きなんです。
なので、アカデミー賞にもノミネートと聞き、作品内容の情報は全く仕入れないまま期待して観に行きました。

あれ??
そ、それほどでも……??

まずは気になった点から。
何と言うか……全てに目新しさがなくって。
ストーリーは散々やり尽くされて手垢の付いたストーリーで、意外性のカケラもなくて。
色使いやなんかの演出は素敵でしたが、現代劇の割にクラシックな印象が強くなってしまってチグハグな印象。時代設定を80年代とかにした方がしっくりした気がします。
アメリカからフランスなんて、現在ではそれほど高い壁でもないと思うのですが、そう思うのは極東在住だからでしょうかね。

気に入った点は、ミュージカルナンバーはワンカットが多かった事。
特にOPは面白かったです。非常に良く出来てて。
三谷幸喜の長回しも面白いと思っていましたが、今作を観て上には上がいるもんだな〜、と。

ヴォーカル入りの曲の大半はどれも私にはイマイチでしたが、ヴォーカルなしのジャズ曲や“Mia & Sebastian's Theme”はとっても良くって、それらを劇場で聴けただけで結構満足でした。
あ、セブとキースのバンドの“Start a Fire”は結構好きです(笑)

あと、ストーリーを詰っておいてなんですが、ラスト15分位も非常に良かったです。
ミア夫妻が偶々お店に入る辺りから。
ありきたりな手法ではありますが、“Mia & Sebastian's Theme”も相俟ってとっても効果的でした。
2人の理想だった夢の実現の形。
現実だってお互いしっかり夢は叶っているんですけれど、それでもあの何とも言えない切なさが非常にツボでした。
でもどちらも後悔はしていないって感じも素敵で。

総合的にはレンタルで観ても良かったかな、といった具合(爆)
音楽さえ好みに合えば、もっと楽しめる作品だと思いました。
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2016年11月13日

シネマ歌舞伎「スーパー歌舞伎U ワンピース」

上演されていた時、ちょっと興味はあったものの、遠征する程ではないかと見送ったのですが、今回シネマ歌舞伎として上映されて本当にラッキーでした♪
事前に作品情報を全く仕入れずに観に行きましたが……面白かったです!!

ストーリーや演技がどうこうとかは最早全く関係なくって、何と言うか“エンターテインメントショー”として面白かったです。
“スーパー”が付いているとは言え、歌舞伎である事には変わらないだろうから……と覚悟もしていたのですが、もう全然堅苦しい所がなくって、私の様な「歌舞伎ってほとんど知らんな〜」ってタイプでも、何不自由なく楽しく観られてビックリしました。
“歌舞伎風のショー”と言った感じ。
内容的にはエース救出エピソードで、シャボンディ諸島でのケイミー救出〜エース&白ひげ死亡〜アマゾン・リリー帰還まで。
上映時間は2時間程度だったので、かなり端折られてはいたのですが、原作をご存知の方なら問題無い程度だと思います。

初っ端からチョッパーで爆笑。
まさかのぬいぐるみ登場とは……!!
しかもウソップが腹話術してるし、コナン的な名乗りだったりするし(笑)

現在(83巻)までのキャラの中で、一番好きなのがボンちゃんなのです、はい。
普段は可愛い&面白いけれど、肝心な所ではとってもイイ奴。
なので、ちょっとハラハラしていたのですが……もう素晴らしい再現っぷりでした〜!!
表情がボンちゃんそのもの!!
もうボンちゃんの実写なら、坂東巳之助氏以外に考えられないです!
断然ゾロよりもボンちゃん(笑)

インペルダウンのニューカマーランドは圧巻の濃さでした(笑)
イワさんは勿論ですが、何もかもが濃くって賑やかで、原作のイメージそのものに感じました。
そうそう、イナズマがやたらカッコイイのなんのって!!
中村隼人氏、サンジも素晴らしく恰好良かったし、惚れ惚れしちゃいました(*^v^*)
サンジは原作より更に恰好良かったと思うなぁ(笑)
なので、個人的にボンちゃんとの共闘シーンは一番のハイライトでした!
滝のような演出も豪快で驚きましたし。
あれは是非とも生で観たかったですね〜!!

エース救出のエピソードって、やっぱり人気なんでしょうかね??
お好きな方々には申し訳ないのですが、チョッパーのエピソードと同様、もう食傷気味でして(爆)
なのでちょっと退屈しちゃいそうかな〜、なんて思っていたのですが、登場人物が次から次で結構飽かずに観られました。
白ひげとジンベイは実に歌舞伎っぽくってハマってました。貫録があると言いますかね。
でもってエースが格好良かった。
てっきり歌舞伎役者さんのどなかたと思って観ていたのですが、まさかの福士誠治氏!!
あれ〜、麻之助(ドラマ『まんまこと』)こんなに精悍&彫が深かったっけ??
スタッフロールを見て、メイクって凄いなぁ……とちょっと唖然としました。
何であれ歌舞伎役者に交じっていても全然違和感がないし、エースらしい恰好良さがありました。
うん、実写エースはもう彼しかいないかも。

小ネタも随所に仕込まれていたり。
中でも一番笑ったのは青キジの「何じゃこりゃあ〜!!」ですね。
黄猿と赤犬も入れて頂きたかったなぁ。赤犬なら釜爺の「グッドラック」を希望します(笑)
途中、ルフィがワイヤーで吊られながら観客に手を振るシーンは、さながら某アイドルのような演出で、これまたビックリ。ルフィも可愛かったな〜。
そうそう、途中からルフィが田中真弓氏に見えて来ちゃったんですよねぇ。
頬骨の感じが何だか似ているように見えてしまって……(笑)

と、かなり濃い2時間でした。
当初思っていたものとは相当掛離れていて、世代を問わずワンピ好きであれば間違いなく楽しめるような作品になっていたと思います。
来年に再演されるそうなので、その際は是非観に行きたいです!!
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2016年04月13日

オデッセイ

上映期間終了間際となってしまっていたので慌てて観て来ました。

近年としては珍しく長めの上映期間で、それなら内容も期待できるだろうと思っていました。
GG賞も受賞してましたしね。

……うーん、まずまず?
ちゃんと面白くはあったのですが。

設定もストーリーも役者も悪くないのですが、若干描写不足が否めないと感じました。
もう少し深い描写が欲しかった気がしたのです。
火星にただ一人残された寄る辺ない寂寥感や、仲間を置き去りにした悔恨、救出プランを立てられない・立てても実践できないもどかしさ、等々。
もしくは火星でのポジティブなサバイバル生活の様子とか。
もう少しどちらかに重点を置いてあれば良かったのになぁ、と。
多分、あの内容で個々をちゃんと描くと尺がとんでもない事になってしまうんでしょうねぇ。

……って、今調べて知りましたが、GG賞の作品賞って“ミュージカル/コメディ部門”なんですね!!(驚)
う〜ん、なるほど。そっち寄りの判断だったのかー。それならオスカーを逃したのも納得ですねぇ。
じゃあ孤独だけれどポジティブな火星生活をもっと見せて欲しかったかな〜。

でもさすがはリドリー・スコット。
ちょっと長めの尺でもそれほど飽きることはありませんでした。
火星の風景も美しくって、劇場で観られて良かった!
やっぱり宇宙モノは大画面だとよりいいですね。

挿入歌も懐メロなのが良かったです。
何だかホッとして。
ああいう、ある意味閉塞感で一杯の環境だから余計にそう感じたのかも。
『Starman』もピッタリでした!
この作品、題材と日本公開時期から、私の中でデヴィッド・ボウイのイメージが関連付いてしまっていたんです。
作中で『Starman』が流れるとも喧伝されていたので、尚更。
それで、どうしても観ておきたいという気持ちと、なんとなく踏ん切りがつかない気持ちとで、長らく二の足を踏んでいたのでした。
だもので、案の定『Starman』の流れたシーンで堪え切れず落涙。
赤い寂寞とした大地を見てしみじみと、もう彼は地上のどこにもいないんだと、ようやく実感を伴って理解出来てしまって。
まだ少し悲しいけれど、観て良かった。

それにしてもマット・デイモン、ちょっと見ない間に随分おっさんになっててビックリ!(爆)
最近はすっかり映画から遠ざかっていたので、しばらく気づきませんでしたよ……(^^;)
でもすっかり落ち着いた風情で、なんだか新鮮でした。
タグ:洋画 感想
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2016年03月14日

パディントン

パンダを含めて熊が好きでたまりません!
1〜2年に一度はクマ牧場へ行っていますし、もしもいつか、万が一にも人生の幕を引きたくなった時には、彼の有名なマザーグースの“10人のインディアン”の一人のように、熊に抱きしめられたいと思っている程だったりします(爆)
なので当然劇場で観なくては! と『残穢』と2本立てという無茶苦茶な組み合わせで観て来ました。
これを書くまでに結構時間が経ってしまって、記憶がかなりあやふやなので、簡潔に少しだけ……(;゚д゚)

恥ずかしながら原作を一度も読んだ事がなかったのですが、充分楽しめました♪
言葉が話せるという設定には若干ガッカリしましたが、そんな些末な事よりも、とにかくパディントンが可愛らしかったです!
端々に熊っぽさが出ていて、微笑ましくて幸せな気分になれました。
マーマレード好きっていうのも、熊らしいし、可愛らしい。
ドライヤーで乾かしてもらったシーンが一番のお気に入りです(●´∀`●)

そしてキャストも豪華でした。
なんてたってニコール・キッドマン!
まさかのトム・クルーズのパロディ! これには度胆を抜かれました。やるなぁ〜!
でもってグランサム伯爵!!
もうブラウンさんて、ほとんど伯爵そのものじゃないですか。なのに女装まで……!!
これ以降、『ダウントン・アビー』を見るたびに女装姿が浮かんできてしまいます(笑)

子供向けではありますが、大人でも充分鑑賞に堪える作品だったと思います。
あぁ、老グマホームで働きたいなぁ〜。
タグ:クマ 洋画
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2016年02月18日

残穢−住んではいけない部屋−

極度の邦画嫌いなのですが、小野主上の作品では初の実写化という事で、ファンの義務であろうと思い観て来ました(笑)

いやはや、面白かったです。
原作の上澄みを丁寧に集めてシンプルにまとめられていたと思います。
尺の都合か、物語を分かり易くまとめるためか、根本的なところが原作とは変わっていましたが、それはそれで悪くはなかったように思います。
原作はほとんど登場人物の“動き”がなかったので、小説では問題がなくても、映像化するとさぞかし退屈なものに……と危惧していたのですが、テンポも良かったせいかほとんど気になりませんでした。

竹内結子が非常に主上っぽい!(笑)
いえ、当然主上にはお会いした事もお見かけした事もありませんけれど、これまでのあとがきやインタビューなどからイメージしていた雰囲気にピッタリでした。
“もげたくん”もしっかり登場していたのが可笑しかったです。

原作で廃屋の真辺家を探索するシーンが好きなんですが、実際に観られて嬉しかったです。
あの仏壇と神棚が複数っていうのが好きで。
私は根っからの不信心者なので、逆にそういったものに縋る心理というのが非常に興味深く、また不気味に感じるんです。
なので実際に部屋の中にある映像を見ると、想像してたよりも薄気味悪くていいな、と(爆)
ブランコも良かったです。

惜しむらくはストーリーが若干雑だったかな〜、と。
なぜ・どのように感染していくのか、って部分にもう少し説明と説得力が欲しかったです。
怪談を聞いた・話したら感染、というのはあまりに単純化し過ぎかなという気がしたので、そこは変えなくても良かったのでは、と思ったり。
原作未読の方は中途半端な印象を受けるのではないでしょうか。

少しだけ不満を挙げるなら、CGの使い方でしょうか。
あの影のCGは如何なものかと。
恐らく意図的にあのクオリティにしたんだと思うのですが……画面の密度とちぐはぐ過ぎて、怖いどころか滑稽でした。正に私の嫌いな“The 邦画”って感じで(爆)
ちゃんとリアルな影だったら怖かったのになー。

そしてラストですね。
原作には無いシーン。
まぁ、Jホラー映画的にはオチとして何かを付け加えたいのでしょう。インパクトが欲しいのかな。
でもこのラストのせいで、ベタなホラーに転落してしまったのが残念です。
ストーリーで感染のルールも特定されていませんでしたから、付け加える事のできたシーンでもありますね。

あとは、相変わらず無駄に画面を暗くする手法なのには閉口でした。
暗くしたら怖いってわけでもないと思うのですが……。
日常に根差した恐怖を表現するなら、日常の明るい光景から一転する方が効果的だと思うんです。
いかにもな演出はかえって白けてしまって……まあ、邦画ですしね。

とは言え、かなり楽しんで観られました。
期待値がマイナスだったせいでしょうか(爆)
個人的には『屍鬼』なんか実写したらいいのに、と思っていました。
海外ドラマのように、何シーズンかかけてガッチリとつくりこんだら絶対に見応えがあると思うんですけどねぇ。
あとは『緑の我が家』や『過ぎる十七の春』も映像化し易そうですよね。
何にせよ、主上原作なら観に行きますよ〜!!
posted by ミクロン at 22:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする