2019年08月29日

トイ・ストーリー4

前作が完璧なラストだったので、果たして続編が必要なのか、蛇足になってしまって、こんなに素晴らしいシリーズに泥を塗ってしまうのでは……などと色々とヤキモキしていたのですが……成程、作られるべくして作られた作品でした。
私程度の人生経験では思いもよらない心情。
前作もボロボロに泣けましたが、今作もラスト付近はボロボロでした……。
今回は馴染み深い吹替版での鑑賞です!

映画を観る前に読んだ、クーリー監督のインタビュー記事で、ウッディは“空の巣症候群”と書いてありましたが、それが物凄く良く解りました。
ウッディは“アンディのおもちゃ”以外にはなり得なかったんですね。
そう気づくと尚更、前作のラストが胸に刺さります。
でも、今作で初めて――ようやくと言った方がいいのかな?――“アンディのおもちゃ”としてではなく、自分自身で決断する事が出来たんですよね。
それは結果的に仲間達との別れになってしまったけれど、納得のいく、悔いの無い決断だったと信じています。
個人的には、いつかバズ達と再会出来る事を願ってやみません。

その点、バズは前作で既に切り替えが出来ていたんですよね……。
「アンディは大人になった。任務は終了した」って言ってましたものね。
今にして分かる深さ……。
けれど、近い将来にはボニーとの別れも確実に訪れる訳ですから、彼らの先々が心配でもあります。
いずれは全員でサニーサイドに落ち着いたらいいのにな、と思ったり。

しかしこれほどシリアスな中でも、バズの“内なる声”には散々笑わせられました。
え、そんな台詞入ってた!? って(笑)

ギャビー・ギャビーは憎めないキャラでした。
これまでの悪役と違って、彼女はウッディ達に近かったからかな。ちょっと手段や方向を間違えていただけで。
一度で良いから必要とされてみたい、っていうのが切なすぎて。
最後に迷子の女の子の元へ行ったのは、彼女の願いだったのは勿論ですが、おもちゃとしての本能のようなものにも感じて、胸が一杯になりました。
彼女の願った通りの未来があるといいなと心底思いました。

そしてベンソン。
彼はひたすらホラー要員でしたね(笑)
登場シーンの、ベビーカーを押してる時点で既に不気味。
ラスト付近のベビーカーのシーンも笑いました。自分の事をよく解ってる手段。素晴らしい!
しかしあの後どうやってお店に戻ったんだろうか……。
彼らのホラーシーンでは、私の隣の席の若いお嬢さん方のリアクションが凄かったです。毎回ビックリしていて。若いって可愛いなぁ。

ボーはこんなだったっけ??
と、思うくらい素敵な人(おもちゃ)になっていました。
羊達もこれまであまり印象に無かったのですが、今作ではとっても可愛くって優秀で。
彼女達が一緒なら、ウッディも大丈夫かも、と思えました。

新キャラ達も総じて良かったですね。
フォーキーは可愛らしいですし、ダッキー&バニーのフワフワ・アタックは是非ともされてみたいです!
デューク・カブーンもとっても良かった。
前作のケンが大好きだったので、似たようなキャラで思わずニヤリ。
しかも吹替が森川氏……ご、豪華!
って、ダッキーとバニーはボニーの所へ行かなくって良かったのでしょうかね??
チャンスはあったのに……(笑)

とにかく、さすがはピクサー、と思わずにはいられない作品でした。
前作でもそう思ったんですけれどね。その思いをまた新たにしました。
今作は若干子供向けではないように感じましたが(“空の巣症候群”は子供にはピンと来なさそうなので……)、大人としては嫌って程ガンガン突き刺さって来ました。
子供時代の楽しさや懐かしさと、おもちゃに対する罪悪感を同時に攻めて来つつ、ちゃんとコミカルさや微笑ましさもあって、ストーリーとしてはひとまず大団円。
凄過ぎます。
本当に素敵な作品でした。

この『トイ・ストーリー』シリーズは、ウッディとバズのコンビがあってこそ、と思っているので、さすがに次作は無いだろうと思っているのですが……果たして。
願わくば、彼ら全員が楽しく幸せでいられますように……。
posted by ミクロン at 21:00 | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月19日

名探偵ピカチュウ

GW直後に観に行って来ました!
時間の都合上、今回は吹替版での鑑賞でした。
『ポケモン』という作品自体をほとんど知らない状態で観ましたが、最高でした。

劇場版『キングダム』を観た時に、今作の予告が流れていて、その予告だけでもう胸を撃ち抜かれました。
モフモフ、しわしわ、あざとさ、もう全てが最高(*'ェ`*)

『ポケモン』もピカチュウも、勿論知ってはいますが、ゲームは一度もプレイした事がありません。
アニメも見た事ありません。
辛うじて多少読んだ事があるのは、漫画版『ポケットモンスター』(著:穴久保幸作)位。
ですので今作にも全く興味がありませんでした。
そう、予告を観るまでは……!
もう作品の出来云々より、ピカチュウの可愛らしさだけが今作の評価になっております(笑)

とにかくひたすらピカチュウが可愛い(*´艸`*)
画面にいるだけでそのシーンは最高のものと化していました。
くるくる変わる表情、ちょこまかとした動き、その愛くるしさと隔たりのある言動。
どれもこれもあざとい。
あざといと分かっていても、有無を言わせない可愛らしさでメロメロに……そんな一時でした(笑)

お気に入りのシーンは、ピカチュウのいるシーン全て、と言っても過言ではありませんが、ネタバレ全開・順不同でいくつか。

・泣きながら歩くところ
予告編でもお馴染み。しわしわっぷりが最強。可愛い。

・ミュウツーに魂を移されるところ
あのフヤッと気が抜けるような表情……堪らない(*´ω`*)

・ティムに運ばれるところ
ぐったり感が泣けるほど可愛らしい。

・闘技場での「ピカピカ」
最高にあざとい。でも最高に可愛い。

・ほっぺを擦るところ
フワフワ・フカフカ

もうキリがないです!
じっと座っているのが苦痛なほど、悶絶ものの愛らしさでしたので……(*´∀`*)
完全にピカチュウの感想文になってしまいました……。

もっとずっと観ていたい作品でした。
DVD出たら買ってしまいそう……勿論パンフは即購入しました!(笑)
直接の続編でなくて良いので、是非ともシリーズ化にして頂きたいです!!
もっとピカチュウを愛でていた〜い(*´3`*)
posted by ミクロン at 20:00 | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月21日

キングダム

公開2日目、朝一番の回で鑑賞して来ました〜!!
わざわざ朝一にしたのはグッズの完売を恐れての事でした。
どうしても公開初日に映画館へ行く事が出来ないのが分かっていたので、睡魔と闘いつつ(笑)
20190420_KINGDOM.jpg
お陰で無事お目当ての“王騎の矛ペーパーナイフ”をGet出来ました♪

さて。
それでは肝心の感想です。ちょっと後半が酷い感じですのでご注意くださいませ。申し訳ないです。

まず、ストーリー・キャスティング・映像はどれも非常に良かったです!!
ストーリーは過不足なくまとまっていたと思います。
削る所はバッサリ削ってありましたが、違和感なく出来ていたと思いました。
原作を読んでいる・いないでの理解の差はあると思いますが……。

映像も、邦画にしてはなかなか良かったのでは。
邦画はあまり見ないので何とも言えませんが、スケール感がちゃんとあったように思います。
若干CGの甘さが気になりはしましたが、それでも充分雰囲気は出ていましたし、思っていた以上に原作イメージに近かったです。
ただ、城戸村や里典の家は小綺麗過ぎた感も。もっとボロッボロなイメージでしたので(笑)
咸陽の王宮もちょっと小ぢんまりとしていましたが、“The 中国”って感じで素敵でした。
紫禁城と違って、全体的にシックな色彩だったのも作品に合っていて格好良かったです!

そして今作で一番秀逸だったのが、俳優陣!!
正直、観るまでは懐疑的だったのですが(爆)、実際はただただ脱帽でした!!
とても感動したので、キャラ毎に少しだけ所感を。

【信/山ア賢人】
正直に書きます。
ドラマ版デスノのLがイマイチだったのと(松Lが最強だったせいも多分にありますけれど)、それ以外の作品は拝見した事が無かったのとで、ほとんど期待しておりませんでした。
しかし。
とっても良かったです!!
現実に信がいたらこんな風かも、と思える程リアルな感じで。
役者さんて凄いな〜。

嬴政/吉沢亮】
今作中、トップクラスのハマり役。
もうお見事としか言葉が見つかりません。
特に漂。
笑顔が最高でした。そしてそれが悲しくて……。

河了貂/橋本環奈】
照橋さん(『斉木楠雄のΨ難』)役もピッタリでしたが……テン可愛過ぎる〜(*´w`*)
髪型もあってか、あどけなさも感じられて、とにかくひたすら可愛い。
もう画面にいるだけで目が幸せでした。

【楊端和/長澤まさみ】
こちらも正直に書きます。
ちゃんと拝見したのは、多分きり(『真田丸』)役のみ。お顔もあまり私好みでなく、楊端和って大丈夫かなぁ……、と思っていました。
う、美しい……(*'д`*)
もう原作イメージそのまま!!
戦闘シーンも美しいったら。すっかりメロメロ。
もっと彼女の戦いっぷりを観たかったです!

【成蟜/本郷奏多】
こちらは原作よりも賢そうな雰囲気。
あの憎たらしさや癇性っぷりもバッチリで、本当に憎たらしかったです(笑)

【王騎/大沢たかお】
今作で一番だったのが王騎でした。
こちらも正直に書きますが(←しつこい)、王騎が大沢たかおと聞いて、ちょっとイメージじゃないな、と思いました。
どうしても貫録のあるイメージが浮かばなくって。そして王騎の独特の話し方も、実写での再現は違和感しか伴わないのでは、とか。
しかし、あの全く違和感の無い、自然な台詞回し!!!
もう完璧に王騎でした(*'д'*)
初期の頃の得体の知れない不気味さ、迫力、声、話し方、そしてその圧倒的な存在感。
もうこれ以上望むべくもありません。
もう他のキャスティングは考えられません。
ただただ凄かった……!

ちょっと長くなってきましたが、最後はネガティブな感想です。ごめんなさい。

上述の通り、ストーリー・キャスティング・映像はとっても良かったです。
ただ、やっぱり致命的にテンポが悪く、冗長な感が拭えません。
見せたいシーン、強調したいシーンに間を取りすぎる気がするんです。
邦画ではスタンダードな手法なのでしょうか。
回想も何度も入れられると、折角の良いシーンなのに、押しつけがましさを感じますし、ここで感動させたいんだろうなーという意図が透けて見えてウンザリしてしまいます。
例えば、漂の笑顔はとっても素敵でしたが、ここぞという所で一度だけ入れた方が、より強く印象に残ったのでは。
朱凶との戦いの際も、スピード感も緊迫感も殺がれてしまって非常に勿体なく感じました。
あれでは朱凶が腕の立つ暗殺者だなんて到底思えないと思うのです。
何もかも原作通りの間でなくって良いと思うんです。漫画と映像は表現方法が違っていて当然ですから。
尺がわずか2時間弱と限られていますし、何より“実写”ですしね。

クダクダといちゃもん付けてすみません。
とにかくキャスティングが最高だっただけに、その辺りが心底勿体なく感じたので……。

続編の可能性はあるのかな??
こんな素敵なキャスティングだったら、是非とも他のキャラ観てみたいと思いました。
個人的には輪虎様と昌平君と李牧!!
まぁ……輪虎様まではさすがに無理でしょうけれど(涙)

最後に完全にどうでもいいメモ書きとして、映画化が発表された時に、原作全巻通してアレコレ妄想した私のキャスト案を(笑)
思いつかなかったキャラは除外です。
【信】小栗旬:雰囲気と声がピッタリかなと。
【漂・嬴政】林遣都:お顔の感じで。
【王騎】竹中直人:迫力と不気味さで(笑)でも呂不韋でも良いなと思います。
【河了貂】上戸彩:可愛い!でも羌瘣でも良いかな。
【楊端和】菜々緒:美しいのは勿論、迫力もバッチリ。
【昌文君】鹿賀丈史:お顔の感じで。
【成蟜】松田翔太:お顔の感じで。
【昌平君】斎藤工:雰囲気。もう少し硬質さも欲しいかな。
【王賁】高良健吾:お顔の感じで。
【蒙恬】岡田将生:お顔の感じで。成宮寛貴もイメージです。
【李牧】上川隆也:昌平君でも良いな〜、と思ったのですが、明るさがあるので李牧かなって。
年齢等諸々無視した、あくまで個人的なイメージ重視のものです。
結構考えたのですが、なかなか難しいものですねぇ。

さて、原作54巻読もっと!!
posted by ミクロン at 10:00 | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月18日

えいがのおそ松さん

早速観て来ました〜!!
今年初映画がこの作品です(笑)

2期がどうもパワーダウンしたように感じていたので、映画になるとどうなのかな、と言う心配がありました。
が、杞憂でした!!
面白かったです(´ω`)
雰囲気的には1期と2期の中間位でしょうか。1期より丸くて2期よりは尖がっている感じ。
近年は映画となると、途端に感動のゴリ押しになる風潮がある気がしていましたが、通常通りな雰囲気なのはとても良かったです。

18松達は本当に可愛らしくて可笑しかった!!
中でもインパクト大だったのは、やはりチョロ松かなぁ。
「てんてー!」に思わず噴き出しました(笑)
声の高さと相俟って、破壊力が凄い。
次いで一松。別人のように普通っぽいのが可笑しくて可愛いかった。
トド松はなんだかひらすら可愛い。まだ心がありそうな感じ。
十四松は気を抜くと素に戻るのが可笑しくって。
おそ松は……全然変わらなくって逆に安心しました(笑)
惜しむらくはカラ松!!
ストーリーの都合上仕方がないのですが、もっとどんなだったか見たかったですね〜。

心配なのはラスト付近のチビ太。
腐っているアレは……OKなんですよね!?
すっごく笑いましたけれど、DVDで変更とかはナシでお願いしますよ!!(笑)

この作品唯一残念だったのはED曲でしょうか。
今回の曲や歌手がどうこうではなくて、単にA応Pではなかったのが残念でした。
1期のOP曲は個人的に大好きでしたし、シリーズとしても“おそ松さんらしさ”にはかなり貢献していたのでは、と思っているので、劇場版でこそ起用して欲しかったなと。
大人の事情でしょうかね〜。

とにかく概ねいつも通りの雰囲気で笑えて大満足です。
松が12人なせいか、冗長に感じる事もありませんでした。むしろ超大作並みの180分位でも良かったかも??
そうなると笑い疲れてヘトヘトになっちゃいそうですね。
入場者特典(トド松)も頂き、心から楽しい一時でした♪

余談ですが、1期のDVD-BOX出るんですね……全部バラで買ったのに……(;゚д゚)
2期は買ってないので、2期のBOXは出して頂きたい!
posted by ミクロン at 02:00 | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月06日

くるみ割り人形と秘密の王国

定番中の定番のクリスマス作品。
ディズニーだし、まずハズレは無いだろうと、情報を全く仕入れず観に行きましたが……ハズレでした(>_<)
ひたすらネガティブ感想ですので、ご注意下さいませ。

とにかく平板な印象です。
何もかもが説得力に欠けていて。
子供向けの作品だとしても、もう少し説得力は必要だったのでは??
全体的に描写不足だったと思います。

まずは、くるみ割り人形のフィリップ。
主体性がほとんど無いため個性も薄く、あれではタイトルになっている意味が皆目分からないのでは……??
盲目的にクララの付き人と化し、ひたすら従順に助けてくれるだけ。
バックグラウンドもほぼ描かれないので、本当に勿体なく感じました。

次いでシュガー・プラムのキャラクターもステレオタイプで非常に安直。
もう少しクララの母マリーとのエピソードを見せてくれたら、彼女の思いにももっと共感出来たもしれないので、こちらもかなり勿体ないなぁ、と。

そして最重要人物である母マリー。
彼女がどういう人で、家族との関係、秘密の王国での彼女はどうだったのか、その辺りは必要だったと思います。
全部サラッと言及される程度では弱かったですね。

あと、意外な事にCGがチープに感じました。
質感や空気感のメリハリが乏しく見えてしまって、奥行きがあまり感じられなかったのが残念です。
予算か納期が足りなかったのかなぁ。
衣装とかは煌びやかで素敵だっただけに、余計に残念。
ただ、一番始めにマザー・ジンジャー(のテント)が霧の中から出てくるシーンはと〜っても良かったです!!
不気味な迫力があって、この作中一番の名シーンだと思います!

音楽は当然ながら素敵でしたし、最後のバレエも美しくって惚れ惚れ。
本編中のバレエシーンも可愛らしくて素敵でした。

と、あれこれ酷く書いてしまいました。ごめんなさい。
一応断っておきますと、今回観たのが吹替版だったのも一因かもしれません。
吹替は字幕に比べて情報量が減っている事があるので、もしかしたら字幕では(英語はからきしですが)もっと細かい部分が理解できた……のかもしれません。
posted by ミクロン at 03:00 | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする