『鬼人幻燈抄 江戸編 残雪酔夢』
著:中西モトオ(Kindle版)
葛野での悲劇から16年―甚夜は行方知れずだった妹の影を発見する。江戸で得た出会いと別れ、すべてを背負い生きていく。和風ファンタジーシリーズ第三巻!
「BOOK」データベースより
そろそろKindle Unlimitedのお試し期間も終わりが近いので、慌てて読みました。
巻を追うごとに面白くなって来ました!
秋津染五郎はとても胡散臭いところが微笑ましいです。
彼は人だけれども、時代を下っても四代目とか五代目が登場したり出来そうで、ちょっと面白そう。
時々平成のエピソードが挿入されていましたが……え、浪人の娘……??
今後甚夜に娘が出来るって事なのかな。それはすっごく楽しみ〜!
『残雪酔夢』は1巻目のような暗めのお話でした。
「ゆきのなごり」ってネーミングに籠められた悪意と言うか、怨念のような想いが凄いですねぇ。鬼故の一途さなんでしょうけれど。
最後に蕎麦の味云々が出てきましたが、奈津と善二とはこれっきりと言う事なのかな。それはちょっと淋しいですねぇ。
さて次巻も急いで読まなくては!