2020年04月21日

自生の夢

自生の夢
著:飛浩隆(河出文庫)

天才詩人アリス・ウォンが謎の存在“忌字禍”に倒れた。その怪物を滅ぼすために、七十三人を言葉の力で殺害した稀代の殺人者が、いま召還される―星雲賞を受賞した表題作、同賞受賞の「海の指」他、全七編。最先端の想像力、五感に触れる官能性、現代SFが生んだ最高峰作品集。第38回日本SF大賞受賞。
「BOOK」データベースより

裏表紙の表題作の紹介に惹かれて購入。
この作者の作品は初めて読みました。
非常にインパクトがあって印象的な短編集でしたが、私にはやや難しかったような気も。
ちゃんと理解出来た気がしません(;゚д゚)
そんな程度の理解力の元、いくつか印象に残った作品をほんの少しだけ。

『海の指』
これはとっても面白かったです。映像で観てみたいと思った作品でした。
様々な時代・文化の建築物の融合した街並みに灰洋の不気味さ、そして〈海の指〉。
霧から様々な物を取り出せる、と言うのもどこか不気味でワクワクしました。
同じ舞台でもう何作か短編を読んでみたいです。

『星窓 remixed version』
いかにもSFな雰囲気で、どことなくR・ブラッドベリを彷彿とします。
この星窓がとっても素敵で、欲しくなりました。

『自生の夢』
この作品の紹介に、中島敦の『文字禍』を連想して面白そうだなって思って読んだのですが……残念ながらちょっと理解が及びませんでした(+_+)
一番大事な〈忌字禍〉を上手く想像できなくて。
面白いお話なのはぼんやり分かるのですが、どうもしっかり掴めない感じと言いますか。
もう少し時間をおいて、じっくり読み返してみたいと思います。

* * * * *

何時にも増して、とんでもなくしょうもない感想ばっかりで申し訳もございません……(゚д゚;)
posted by ミクロン at 22:00 | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする