2019年12月18日

ジョーカー

静かな狂気に満ちた作品でした。
ホラー作品と言っても良いのではないでしょうか。
面白かったです。

B級アクションは大好きですが、近年のマーベル作品はほとんど観ていません。観ず嫌いなのです(^^;)
DC作品の方は何作か見たことがある程度。バットマンだとシュワちゃんの『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲』。スーパーマンも何本か。
そんな偏った好みの私に、かつて友人が猛烈に薦めてきたのが『ダークナイト』でした。仕方なくDVDで観たのですが……衝撃でした。
劇場で観るべき作品だったと激しく悔やみました。
勿論『ダークナイト ライジング』公開時にはちゃんと劇場へ行きましたとも!
『ダークナイト』でのジョーカーの狂気ぶりが非常に恐ろしく、深く、かつ面白くて、今回と〜っても楽しみにしていたのです。

が、正直なところ、少しばかり期待とは違っていました。
何というか……もっとガツンとした理解不能の狂気を期待していたと言いますか。
不満や鬱屈を抱えつつもどうにか普通の生活していて、でも色々辛いことがあって、結局ダークサイドへ墜ちた(または目覚めた?)というのはちょっとありふれてるかな〜、と。
共感と同情を誘う手法ではあるんですけれど、もっと底知れぬ狂気が観たかったような(爆)
ダークサイドへ墜ちる過程に非常に興味があるのですが、墜ちるきっかけ、瞬間はやっぱり理解出来ないものですね……。
そう言えばアナキン(『SW』)の時もそうでした。
しかし、期待とはちょっと違いましたが充分面白かったです。
常に自分の背後にも暗闇があるような、でもそれを確認するのに振り返る事は躊躇われるような雰囲気がとっても良かったです。

何と言っても、やっぱりホアキン・フェニックスが凄かったです。
『グラディエーター』のイメージしかなかったものですから、病的にガリガリになっていて別人のよう。
そしてそれがアーサーの危うさを見事に表現していて。
一方、ジョーカーになると完全に目つきが変わっていたり、あんなにガリガリなのに恐ろしく貫録タップリに見えたりと圧倒的な存在感で。
あの笑い方も凄味があって、哀れさや不気味さと相俟って狂気を感じました。
階段のダンスシーンは圧巻でした。

音楽も名曲揃いで良かったです。
よく許可出たな〜などと思いつつ、どれもピッタリ。

DVDになったら、雰囲気が出そうな真夜中にヒッソリ観てみたいな、と思います!!(笑)
あと、バットマンシリーズをちゃんと全部見てみたくなりました。
posted by ミクロン at 21:00 | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする