2019年02月10日

おおあたり

『おおあたり』
著:畠中恵(新潮文庫)

長崎屋にまたまた事件が。金次がもらった富札が百両以上の大当たりだったのだ!噂を聞きつけた人々が金の無心に寄ってくる一方で、当たり札が偽物ではないかという疑いも出てきて―。栄吉の新作菓子の成功が招いた騒動に、跡取りとしての仕事を覚えたい一太郎の奮闘、場久が巻き込まれた夏の怪異、そして小僧時代の仁吉と佐助の初々しいお話も堪能できる、めでたくて晴れやかな第15弾。
「BOOK」データベースより

早いもので、もう15作目なんですね。
そろそろ終わり……は、今作も見えてこない1冊でした(笑)
ではいくつかの感想を簡単に。

『おおあたり』
栄吉がなんとも憐れなお話でした。
でもあられの方は上々なので、±0かな??
長らく栄吉の餡は不味い、となっていますが、こちらにも何か原因(妖の影響とか?)があるんでしょうかね??
いずれその辺りのお話も読んでみたいです。

『はてはて』
最近なんとなく金次の出番が多い気がします。
なかなか癖が強くて面白いからでしょうか。
無意識の内に彼までもが、一軒家をとても大事に思っているのが微笑ましいです。

『暁を覚えず』
一太郎がぐっと成長したように感じる作品でした!
成長したというか、丈夫になった、と言う方が正しいかもしれませんが(笑)
こんな風に、少しずつでも出来る事が増えていくと良いなぁ、としみじみ思ったりして。
けれど、そうなるとちょっと淋しい気もするのが、なんとも複雑ではあります。

* * * * *

本当に簡単でしたが。
今巻はちょっと閑話休題な印象も受けました。
あまり一太郎が前面に出ていないからかな。
でもたまには暢気に読めるのもホッとして嬉しいです。
また次の文庫化は年末でしょうか。
もうお正月休みの読書の定番と化しつつあります(笑)
posted by ミクロン at 03:00 | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする