2017年11月21日

明治・妖モダン

『明治・妖モダン』
著:畠中恵(朝日文庫)

「江戸が終わって20年。妖たちがそう簡単にいなくなると思うかい?」モダン銀座の派出所に勤める巡査・原田と滝の元へは、瞬く間に成長する少女や鎌鼬に襲われた噂など、不思議な厄介ごとばかり持ち込まれて……!?ゾクゾク妖怪ファンタジー、第1弾。
「BOOK」データベースより


“しゃばけ”と“若様組まいる”の中間のような作品でした。
“若様組まいる”のように少しシビアな世で、登場人物の悪感情も強めに描かれていて。
それでいて、妖達が主役。

“煉瓦街の雨”のオチは雰囲気が出ていて良かったですし、“花乃が死ぬまで”は“しゃばけ”寄りの優しさと切なさのある話でした。
ただ、どれもそれなりに面白かったのですが、若干マンネリ気味の印象でした。
どうしても“しゃばけ”と比べてしまう、というのもありますけれど、登場人物の個性がどうも定型化しているような。
もう少しそれぞれの背景や心情が描かれてくるといいなぁと思いました。

ちょっぴり期待したのは、明治の世を生きる“しゃばけ”メンバーもチラッと出てくるかな、と。
充分あり得そうですが、そうなると作品の雰囲気がチグハグになる気もしますね……うーん。
でも今後に期待してます!
posted by ミクロン at 19:00 | Comment(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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