『鬼人幻燈抄 江戸編 幸福の庭』
著:中西モトオ(Kindle版)
幕末へと向かう江戸。夜ごと鬼を斬る甚夜は自らの過去と向き合い、刀を振るう意味を探し続ける。和風ファンタジーシリーズ第二巻!
(「BOOK」データベースより)
続巻もKindle Unlimited対象で有難い限りです!
前作から飛躍的に面白くなって来ました!
やや薄っぺらく感じていた登場人物達も、今作では新顔含めてしっかりしてきた様に感じました。
定長とおふうは本当に素敵な親子ですし、奈津と善二も可愛らしくて。
しかし重蔵が実父と言うのは予想だにしてませんでしたので、ビックリ。
鈴音の件があったのに、娘を養子にするとは、やはり鈴音に対して後悔とか、思うところがあったのかな。
『幸福の庭』は本当に優しいお話でした。
直次は少しばかり気の毒ですが、親子が幸せそうで微笑ましいです。
と、今回は江戸時代でしたが、次巻から明治編とかになるのかな――と思ったら江戸編が続くようですね。
早く読まなくては!